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入れ歯とインプラント

歯を失ったとき、従来までは「ブリッジ」や「入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)」が代表的な治療法でした。現在は、審美的にも優れ、よりご自分の歯に近い感覚を得られるインプラント治療を選択する方が増えています。

入れ歯治療との比較

入れ歯には、部分的に歯を失った場合に適応となる「部分入れ歯」、
まったく歯がない場合に適応となる「総入れ歯」があります。

部分入れ歯には、クラスプという金属の爪がついていて、健康な歯にこのクラスプを引っかけて入れ歯を固定します。総入れ歯は、基本的には唾液や口腔内の吸着性を利用し固定させる方法です。

入れ歯のメリットは、インプラントに比べて、総入れ歯の場合でも、約1ヶ月程度の治療で入れ歯を完成させることができます。治療後も患者様自身で取り外しも可能です。保険適応の入れ歯もあり、安価で治療を受けることが可能です。デメリットは、装着時の異物感や外れやすく、隙間に物が詰まりやすいということがあります。物を噛む力も健康なとき1割~2割に減少すると言われています。

留め金のない部分入れ歯
▲留め金のない部分入れ歯

部分入れ歯の場合は、物を噛むたびにクラスプをかけた固定するための歯へ負担がかかるため、他の天然歯にリスクがあります。

しかし、入れ歯の開発・研究も進んでいて、保険適応外の自費診療となり高価にはなりますが、材質・素材・形状を改良したタイプもあります。

金属床
▲金属床(チタン義歯)

例えば、生体親和性に優れたチタンを使用する『チタン義歯』が可能になりました。通常の樹脂で作られた入れ歯は、食べ物の温度や味が伝わりにくいといった性質を、部分的に金属にすることで熱が伝わりやすくできます。

その他に、アタッチメントという小型の部品を併用し、金具部分(樹脂の入れ歯のバネの部分)を目立たなくすることも可能です。審美性のよいセラミック制の差し歯と組み合わせることで金具がない入れ歯となります。

生体用シリコン
▲シリコン製のやわらかい入れ歯

「痛い・噛めない・外れやすい」といった従来の入れ歯の悩みを軽減する入れ歯の裏面を生体用シリコンという素材でできた通常の物よりやわらかい入れ歯もあり、歯や歯茎の負担をやわらげ、吸着力と噛む力を向上させます。

メリット・デメリットをまとめると以下のようなものになります。 

メリット・デメリット

インプラント

メリット
  • 長期間、噛み合わせを安定させることができる。
  • 多くの歯を失った場合でも咀嚼能力を回復できる。
  • 健康な歯を犠牲にする必要がない。
  • 自分の歯と同じように見える。
  • 天然歯と同じような機能が期待できる。
  • 歯を失った部分の顎の骨が痩せてしまうのを防ぐ。
  • 適切にケアすれば十分長持ちする。
デメリット
  • 治療期間が長くかかる。
  • 手術を必要とするため適応とならない場合がある。
  • 比較的費用がかかる。
  • 高度な熟練、滅菌システム、精度の高い技工操作などが必要である。

入れ歯

メリット
  • 短期間であれば、咀嚼機能をある程度回復できる。
  • 比較的短期間のうちに機能回復ができる。
  • 病気がちの方でもケアしやすい。
デメリット
  • 入れ歯を支える骨や歯の喪失を招きやすい。
  • 新たに歯を喪失する危険性が増す。
  • 長期間の使用によりアゴの骨が次第に失われる。
  • 数年ごとに作りかえ、または調整を必要とする。
  • 安定したかみ合わせを長期間維持することが出来ない。
  • 装着による違和感を生じやすい。
  • 自然な外観を損ねることが避けられない。
  • 発音が思うように出来ない場合がある。
  • 顎の骨がやせた人の場合には安定が得られにくい。
歯科医

大多良先生より一言

上記のようにまとめてみましたが、入れ歯にもさまざまな種類があり、従来の義歯装置に比べるとよいものがたくさん出てきています。当院でも、その方のお口の症状や生活スタイル、ご希望にあわせて入れ歯の治療も行っております。

それでもやっぱりインプラント治療をおすすめする理由は、ご自身の天然の歯とまったく変わらないで見た目を回復し、天然の歯と同じように物がよく噛め、食事ができることにあります。

最近では「アンチエイジング」という言葉も出てきましたが、インプラントによって歯根レベルで歯が入るため、お口元が見た目的にも若返る方もいらっしゃいます。最近では噛む力が脳に伝わることによる健忘症の抑制にもよいという報告もあります。当院では入れ歯からインプラントまで、さまざまなお口元の回復の相談に応じています。お気軽にご相談ください。

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